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塗装は文化

更新日:2024.03.29

みなさんこんにちは。

前回の青年部旅行と他県青年部さんとの交流についてのブログに続きまして、東京で見学させていただいた輸入塗料『ベンジャミンムーア』の青山フラッグシップショップで感じたことをまとめてみたいなと思います。

ベンジャミンムーア公式HP

https://benjaminmoore.co.jp/

 

塗料について考えてみますと、それはそれは用途に合わせて国内外で語りつくせないほどの数の塗料が存在しています。

私ども塗装業者でもそれぞれの会社、お店で扱う塗料はそれぞれ。メーカーも違えば取り扱う者としての拘り、お客様の要望、作業性、耐久性などありとあらゆる要素の中で選択されていきます。

適材適所と言えば簡単ではありますが、その選択肢の幅に我々も日々勉強と経験を重ねて行きながらベストな作業、クライアントの満足を目指しています。

一般住宅は勿論、公共施設、商業施設を問わず塗装は内外装でその役目を果たし対象物の保護、美観を目に見える形で担っております。

普段見慣れてしまえば然程気にされることなく我々の仕上げた対象物は日常に落とし込まれ、どちらかと言いますと縁の下の力持ち的な存在に思えますし、対象物の中で過度に主張することがあれば、それはむしろ美観を損ねたり周囲との調和さえ壊してしまう可能性もありうるとも。(ここは私の主観です)

そのような形で、我々の日常に近くにいながらも割と控えめともいえる塗装。塗料。

今回のベンジャミンムーアさん(以下敬称略)はアメリカ産の塗料で、プロの塗装は勿論、一般のユーザーさんも「セルフペイント」にて選ばれる機会の多い塗料でした。

欧米では自宅のお手入れは自分でされる方も少なくないと以前より伺う機会はありましたが、やはりそのとおりで、DIYでのリフォームの際に刷毛とローラーを手に、自分たちの居住環境を整える。好みに仕上がる。資産価値を高める。等々、そのような形が文化として当たり前に行われてきている楽しい事実。

我々現代日本人の多くははどちらかと、経年による変化や移ろいを遠ざけ、メンテナンスフリーでコスパの良いものを好む方が多数。と感じております。確かにその考え方も当然。限られた時間。費用などを考えると極力手が掛からないものを選ぶのは自然な事ともいえるでしょう。

しかしながら一度手に入れた物、それが自分達の暮らす空間だったり利用する施設であれば、その維持や経年による劣化、家族の在り方や自身の心境の変化などに合わせてお手入れをして『対象となるものとお付き合いしていく』といった文化がもう少しおおらかに、幅をもたせファンな心持ちで迎えられないものかとも感じます。

ベンジャミンムーアのこれはおもしろいと思った点は、そのような文化の中でメーカー側から『今年の色』といったテーマ的提案や、無数にある色の中から数色を組み合わせてお部屋などにそれを落とし込む提案するといった、国内メーカーではあまり目にすることのない商品のアピールなども見学のなかで聞かせていただきました。

みなさんにはもちろん、それぞれお好みや物事のお考え方があるものとは思います。ですがあまりにも選択の余地を与えられず、当たり前にビニールクロスなどの既製品に囲まれての生活を押し進められる圧倒的多数の住宅や建造物事情に、もう少し今回触れたような愉しみと言いますか、文化的要素が含まれても良いのではないか?

という思いをあらためて今回のベンジャミンムーアさんのショップ見学で心に刻んだ訳であります。

このブログを読んでいただいたユーザーさんにもしこのような塗料、仕上げを希望される方がいらっしゃいましたら是非、当青年部会員業者にお問い合わせ下さい。

ベンジャミンムーアさんの塗料はもちろん、他にも魅力的な塗料と技術をご提案させていただきます。

追伸。

青山ベンジャミンムーアフラッグシップショップのみなさま。

今回は大変お世話になりました。とても良くしていただき、我々青年部にもとても良い刺激となりました。

誠にありがとうございました。

 

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